こんにちは。BLの世界に再び戻ってまいりましたハルミナです。
BLというよりはどちらかと言えばミステリな漫画ですが、BLの萌え要素もたっぷりです。
アニメ化もされ、映画化もされた「さんかく窓の外側は夜」。
アニメ化の声優陣は、羽多野渉さん、島崎信長さん、安済知佳さんと豪華です。
実写では岡田将生さん、志尊淳さん、平手友梨奈さんとむちゃくちゃハマってます!
こんな人気のあるアニメの原作ってやっぱり気になりますよね!
さっそく紹介していきましょう。
こんばんはKP🍻
— かあこ⭐︎ (@kaaaako_1207) October 13, 2020
さんかく窓の外側は夜を買ったよ❤️とりあえず1巻読んだんやけど、うん…怖い🥺映画館で観れるか不安になりつつある🤣💦その前に今からお風呂に入れるか不安🤣🤣けどね面白くてどんどん引き込まれてくよ🙈💗
淳くん演じる三角早く見たいな💖#志尊淳 #さんかく窓の外側は夜 pic.twitter.com/A8nfJB3qCL
「さんかく窓の外側は夜」1巻あらすじ
- 書店員として働く三角康介(みかど こうすけ)は他の人には見えない何かが見えていた。
- その何かを避けて生きてきた三角の前に、突然冷川理人(ひやかわ りひと)と言う除霊師が現れる。
- 理人の強引さに絆されて徐々に単なる除霊だけではなく、呪いにまでかかわっていく康介。
- 強力な呪いで必ず耳にする「非浦英莉可」という名がその界隈では危険視されていた。
アニメ「さんかく窓の外側は夜」4話
— をかし (@AOvf85cKHQ03Mv6) October 27, 2021
刑事の半澤と神隠しが起きる空き店舗を訪れた三角の体に冷川が乗り移って調査を始める。三角はドMかよってくらい冷川に良いように体使われてるけど(言い方っ😆)半澤さんの前髪が崩れ過ぎちゃいないかい⁉️ pic.twitter.com/Xd9zfARfKP
主な登場人物
冷川理人(ひやかわ りひと)
本作の主人公。
物件鑑定・特種清掃『COOLEAN』の店主。
自身の経験やネットの情報を駆使して除霊する。
警察の未解決事件などにも力を貸す有能な除霊師。
三角康介(みかど こうすけ)
『ほり書店』店員。
幼少時から霊が見えることに悩まされている。
勤務中に冷川に見出されて、彼の助手となった。
幼い頃から母と2人暮らし。
その場の雰囲気や相手の勢いに流されやすい。
非浦英莉可(ひうら えりか)
父親の命令で、裏では「呪い師」をしている。
半澤日路輝(はんざわ ひろき)
警視庁捜査第一課殺人犯捜査第9係の刑事である中年男性。
理人に事件の捜査を依頼しているが、霊の話を一切信じていない現実主義者。
迎系多(むかえ けいた)
イケメン占い師。
女性に人気。
心霊系のアドバイスも行う。
逆木(さかき)
英莉可の付き人。
元はチンピラなので見た目の印象がハード。
英莉可に愛情を向ける。
先生
正体不明の新宗教のトップ。
山井(やまい)
康介が勤務する『ほり書店』の店長。
康介の母
康介の特異体質を全く知らない。
「さんかく窓の外側は夜」気になり過ぎて1巻買ったら沼でした😓映画行きたい(ぐぬぬ)
— ばきん(顔尻本舗)11/3ぷちマルシェ (@tBAKIN) January 25, 2021
「さんかく窓の外側は夜」1巻 ネタバレと感想
視力の悪い三角康介には、眼鏡を外してもはっきりと映る「何か」が昔から見えていた。
ある日、康介は除霊を生業とする冷川理人という男に声をかけられます。
理人は康介を運命の人だと言い、仕事の助手を依頼。
康介は自分に見えているものが怖くて、これ以上のことには関わりたくないと突っぱねますが・・・。
半ば強引に駆り出された康介は理人の特殊な除霊方法に巻き込まれていくことに。
「私といれば怖くなくなる」という理人の言葉と報酬のよさに惹かれてか、康介は理人の事務所で働くことを決めました。
書店員と理人の「清掃業」を掛け持ちすることとなった康介。
康介は理人がお茶を頼むと同時に玄米茶を出したり、客が来る前にそれを察知する能力もあったのです。
それをみた理人は「すごい、超能力?」と感心し、康介が言った通り、客がやって来ました。
その客は、部屋にある家電が勝手についたりしておかしいと話します。
理人と康介は、土曜日の2時にその客の家へ行くことになりました。
客が帰った後、理人は「康介くん土曜日まではお酒とお肉とセックスとオナニー控えてください」と謎の言葉を残します。
初めての依頼で向かった家では話で聞いていたとおりに家電製品に異常が起きていました。
「・・・れっ霊ですよね!?これ」と尋ねる女性客に、理人は「霊ではなくストーカー・・・でしょうね」と答えます。
その後、理人は盗聴器を探知し、康介は目視で何かないか探していました。
それ自体は霊の仕業ではなく、安心して作業をしていた康介はとある失敗をしてしまうのです。
なんと今までいなかった霊を部屋に招き入れてしまいました。
怯える康介に理人は「招き入れたのはきみです」「大丈夫私といたら怖くなくなる」と励まし、康介はやっと霊の方を見ることができました。
そこには小太りの初老の男性の霊が。
理人はさっきよりもさらにビビりまくる康介の体に入りこみ、片手で持ち上げたのです。
理人が「ストーカーどうなっても構わないですか?」と女性客に尋ねると、女性は「いいですストーカーだし」と霊でなければどうでもいいと言う様子に。
理人は康介の胸に手を当てるとそのまま背中まで貫くと康介は今までに感じたことのないような快感を覚えます。
そしてなぜかそのことで霊を追い払うことができました。
女性客は「霊を読んだのはそちらの不手際だから値段を下げてほしい。」と平然と言ってきました。
理人は康介に「肉やお酒、セックスを控えることで後が疲れない。」と説明し、「怖くなってきたか?」と康介に問いかけます。
康介は「霊よりも値切ってきた人間の方が怖い。」と答えました。
理人のおかげか女性客のおかげか、この依頼が終わる頃康介の気持ちに少しの変化が生まれ始めます。
警察の半澤が持ってきたのは、ある事件にかかわる失せ物を探す依頼でした。
事件自体は犯人死亡で終わっているものの、釈然としない問題を未だに多々抱えているというのです。
一年ほど前、3人の女性が犠牲になったバラバラ殺人事件。
コンビニ店員だった犯人の男は自殺していました。
殺人課の刑事半澤は、理人の元を訪れ「合わせて一人分の遺体の部分を探して欲しい」と依頼してきたのです。
犯人とされたコンビニ店員が逮捕されるだけの証拠はたくさんありました。
しかし半澤は、この事件に対して腑に落ちない点が多く、康介はそれを聞いただけで「あの俺、お腹いたいかも」と言うのでした。
犯人とされる男の部屋でふたりが聞いたのは、「非浦英莉可」という女性の名前でした。
しかし理人がその名を仕事で聞くのは初めてではない様子。
ボイラー室に目星をつけた康介と理人は、遺体の在り処を無事に突き止めたのです。
「一年も探させやがって!!」と言いながら半澤は、ボイラー室のドアを開けます。
理人はそのものを見て「よくできた呪い」だと言いました。
「こうして道具が見つかった時点でおそらく効力は失われるが・・・道具が出来上がった後は標的に、お前を呪ったと告げるだけでいい」とも。
康介はこの事件に関わったことで、人ならざるものたちも元は人間であったと実感することになり気付いたら涙を流していました。
「2人のまるでセックスのような共同作業」を目の当たりにした半澤は「薄気味悪ぃ・・・」と呟きました。
理人との仕事が終わった後も、康介は霊について考えていた。
自宅の戸棚の裏に霊の手が見えた康介は「・・・かつては生きて死んだ人間とはいえ・・・怖いものは怖い」と思うのでした。
次の依頼はホテルの一室。
寝ると出てくるという対象を狙います。
肉体と意識を引き離し、離脱した状態で霊と対峙するというのです。
康介は除霊の際に理人が自分の体を操ることで感覚や感情が奪われていると感じ、それもまた恐怖でした。
そのことを理人に伝えてもどこかピンと来ていない様子。
そして今回も康介を通して除霊は行われるのです。
「占いが当たりすぎて怖いからホンモノかどうか調べてほしい」と書店で同僚に相談され、よく当たるという占い師迎系多のもとを訪れることになりました。
ひとりずつ通される部屋へは康介が入り、理人は魂だけ付いていくことに。
系多はイケメン風の若い男性で、康介が事故に遭ったことなどをスラスラ言い当て、「後ろのそいつはツレかよ?」と。
系多は、幽体離脱した理人が普通に見えるようでした。
占われに来たわけではないふたりをすぐに見破ったその系多もまた、霊感があったのです。
系多は乱暴に、幽体離脱した冷川を掴もうしたので、理人は、一瞬で康介の中へ入っていきました。
魂を外に出された康介は、何がなんだかわからず「アレ?」と戸惑うだけ。
康介の中に入ったまま、理人は淡々とここへ来た理由を話しました。
系多は占い自体はインチキだったことを認め、しかし、たまに呪われた客を救ったりもすると言います。
そこでもまた「非浦英莉可」という名は知れ渡っていました。
とある駅。
女子高生らしき女の子が夫人に道を尋ねていました。
学生が道を尋ねる台詞の裏には物騒な言葉が並べられています。
それは「非浦英莉可」が呪いをかける瞬間だったのです。
女子高生から依頼を受けた康介と理人は学校へ。
女子生徒3人と女性教師1人が、康介と理人に仕事を依頼してきたようでした。
2人が話を聞こうにも女子生徒たちは3人で話しているばかりで、なかなか内容が見えてきません。
そこで理人は「お金払えないでしょう?依頼人が子供だとわかっていたら来ませんでしたね」と冷たく言い放ちます。
すると女子生徒たちは驚き、本気度を見せるために定期を解約したりいろいろと工面して集めた貯金を持って来ていました。
女子生徒たちは20万を用意していたが、理人は5万で仕事を受けることにしました。
今回の依頼では康介は不思議と冷静で落ち着いています。
しかし康介は何かの力を感じているようでした。
そんな康介の感覚をあるひとりの学生との出会いが大きく揺さぶることに。
その学生こそが「非浦英莉可」だったのです。
まとめ
ワクワクが止まりませんでした。
展開も早くて読みやすいし、内容もすんなりはいってきます。
こういう漫画は非現実的なところが魅力的なのですが、表現もばっちり素晴らしい。
イケメンぞろいの登場人物も楽しい。
初刊だけあって、謎はまだまだたくさんありますね。
これからどんどん解明されていくのでしょうか。
楽しみです。
実写版の非浦英莉可が平手友梨奈さんなのがすごく納得です。
あのミステリアスな雰囲気とぴったりですよね。
次の巻が待ち遠しいです。
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