こんにちは。作者の田村由美さんが「BASARA」を書いた人だと知って驚いているハルミナです。
好きな漫画だったので今でも現役で漫画を描かれていることに感動です。
BASARAもとても人気が漫画でした。
BASARAとはガラリと違う内容の漫画で全然気がつきませんでした。
思い出話はこのくらいにしておいて。
いきなり遺産相続の場に連れていかれた整。
今回はどんな推理を見せてくれるのでしょうか?
早速紹介していきましょう。
田村由美『ミステリと言う勿れ』1〜3巻読みました
— 夕麻(ゆま)▶︎垢分け中 (@t0myuma) August 26, 2021
こういう理屈っぽいトリビアいっぱいの話大好きなのでめちゃめちゃ面白かった〜
私本名Uの音で終わるんですけどそうなのかな🤣
続きもぜひ読みたい
田村先生はBASARAしか読んだことなかったんだけど7SEEDSも読みたいな #yumamk pic.twitter.com/AMVOOYcLuv
「ミステリと言う勿れ」3巻あらすじ
- 代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るという、狩集家。
- 相続人のひとりである、汐路に頼まれ、訪れた先の広島で遺言書の開示に立ち会うことになった整。
- 遺産を相続するのは孫のうちの一人のみ。
- そこには、失跡した犬童我路(ガロ)の思惑が働いていた。
- 相続人候補は汐路路と、いとこたち4人。
- 整は次第に身に危険も及ぶ骨肉の争いに巻き込まれて…!?
ミステリと言う勿れ3巻まで買ってきた
— ゆずグレ(5)+娘(3)+21w (@yuzgre1224) September 2, 2021
全巻買ってくりゃよかった!続きが気になりすぎる…
主な登場人物
久能 整(くのう ととのう)
大学生。
探偵役。
ボリューミーな天然パーマの髪と仏頂面が特徴的な青年。
友達も彼女もおらず、土日にカレーを作るのが趣味。
乙部 克憲(おとべ かつのり)
巡査。
既婚者。
子煩悩であるが最近娘の反抗期に悩んでいる。
風呂光 聖子(ふろみつ せいこ)
巡査。
自分の存在意義に悩んでいたが、久能からアドバイスを受け、積極的に捜査に参画していく。
池本 優人(いけもと ゆうと)
巡査。既婚者。
寒河江の事件後に子供が生まれた。
青砥 成昭(あおと なりあき)
巡査部長。
かつて冤罪事件を起こしたことがある。
狩集 汐路(かりあつまる しおじ)
狩集幸長の孫。
可愛い女子高生
波々壁 新音 (ははかべ ねお)
汐路のいとこ。
やんちゃそうな若者。
理紀(りっきー)
りっきーこと狩集 理紀之助(かりあつまる りきのすけ)
汐路のいとこ。
メガネの優しそうな男性。
赤峯 ゆら(あかみね ゆら)
汐路のいとこ。
小さい子供のいる若い母親。
車坂朝晴(くるまざか あさはる)
狩集家の顧問弁護士車坂の孫。
汐路の初恋の相手。
家事育児が簡単で楽だと思ってる人は「ミステリと言う勿れ」3巻のココを100回くらい朗読して? pic.twitter.com/cv09mG4Zup
— にきえもん@ぬい&雑多垢 (@miraclenikki15) October 15, 2019
「ミステリと言う勿れ」3巻ネタバレと感想
話をしようとした整はみんなを集めましたが、結局、相続人たちは話を聞こうとしませんでした。
ホテルから整たちは屋敷に到着。
整は汐路に、「相続人たちは人殺しをするような人には見えなかった。」と話します。

朝食を食べた後、汐路は整をお好み焼きを食べに連れていきます。
汐路は「蔵は開かずの蔵だったが、父親が一度だけ出入りしているのを見かけた。」と整に話しました。
汐路は自分の父たちと姉弟妹たち4人は、父の居眠り運転で死んでしまったことを伝えます。

そんな汐路に整は自分にはウソをつかないで欲しいと頼み、協力することにするのでした。
整と汐路は蔵へと入ると、蔵の中には古い人形がありました。
しかし人形の数が3体足りません。
汐路は父親がその人形を、持ち主に返さないといけないと言っていたのを聞いたことがあると話しているところに、新音がやってきました。

新音は、自分の蔵には皿や茶碗があったと言ったので、早速新音の蔵を見に行くことにします。
新音はゆらを見かけたので声をかけたが、ゆらは完全に警戒している様子です。

そこで新音は、ゆらの子どもの幸に蔵のことを聞こうとしたのですが、整は子どもをスパイにしてはいけないと注意しました。
するとそこに弁護士の車坂の孫の朝晴がやってきます。
朝晴は汐路の初恋の人でした。
新音は蔵にあった焼き物を宮島焼きの店で見てもらうと、店主は汐路の父親たちが同じようなものを持ってきたと話しました。

店主は、汐路の父親は「本物を持ち主に返すのだ。」と言っていたというのです。
ゆらが蔵の中に入ると、何者かが蔵の扉を閉めてしまい、閉じ込められてしまい・・・。

整と汐路が屋敷へと帰ると、そこには理紀がいたのでに与えられた蔵を見せてもらうことにしました。
蔵には、弁護士の真壁の孫の絹も来ていたのです。
汐路は、車坂や真壁の家の子どもが一人だったときは、なぜか狩集家の人と結婚してはいけない掟があったことを話します。

理紀の蔵にはボロボロの鎧がありました。
整は狩集家の人たちはみな直毛だと言うと、汐路は自分の父親は直毛ではなく天パだったと話します。

蔵の中には、ボロボロの刀が落ちていて人を斬ったかもしれないと思った理紀は刀に血がついているか調べてみると言いました。
汐路と新音が階段を降りていると、階段にしこんであった油に足を滑らせて二人は下に転げ落ちてしまいます。

汐路が驚き、整に狩集家は殺し合う一族なのだと話しました。
蔵に閉じ込められたゆらは、一冊の手帳を発見します。
ちょうどそこに新音たちがやってきて、ようやく蔵から助け出されました。
翌朝、整と汐路は蔵の中を調べていると、床下に一枚のお芝居のチケットの半券を見つけます。

整はゴミ箱に捨ててあった植木鉢からあるものを見つけ、汐路に母親に何かを聞いているようでした。
整は汐路が錆びた短刀が人に刺さるように、仕掛けているのを見つけてしまいます。
整は、これまでのことは汐路の自作自演だと見破ります。

そして母親から父親が居眠り運転だったとは認めたくないと汐路が思っていることを聞いていたことを話します。
我路は自分にそんな汐路を止めてもらいたかったのではないかと話していると、新音たちがきて、交通事故の後に汐路を責めたことを謝りました。

新音は、整に最初みんなを集めて何を話す気だったのかと尋ねます。
整は「みんなで協力しようと言うつもりだった。」と答えました。

そして新音たちは人殺しをしてまで、財産を一人占めする気など初めからなかったと言ったのです。
整は、汐路に母親から古い写真を見せてもらいます。
アルバムにある亡くなった人の名前には×印が書いてあったのです。

汐路の父親の写真を見た整は、汐路の部屋へと向かいます。
整は、過去に死んだ人たちは財産争いではない理由で殺されたのだと話しました。

整は汐路たち相続人に、亡くなった先祖は、全員が天パだと写真を見せます。
汐路の父親はそれに気がついて一族の歴史を調べ始めたので、殺されてしまったのではないかと推測しました。

整と汐路は、芝居のチケットにかいてあった劇団の主宰者に会いに行きます。
そしてその芝居のダイジェスト版の映像を、相続人たちに見せました。
映像では3匹の鬼が主人を殺して娘をレイプするところから始まります。
そして妊娠した娘が産んだ子どもが、自分たちが家を乗っ取ったことに気づいて復讐しないように、自分たち似の子どもを殺すという内容でした。

整は蔵の床下を掘るしかないと言います。
そして掘ってみると、バラバラの人骨が出てきたのです。
錆びた刀から血液が見つかり、映像のことが本当のことだと判明しました。

新音は交通事故のことを、もう一度そのことを知っている刑事に聞いてみると話します。
そこにゆらがきて、蔵で見つけた手帳を隠していたと明かしました。
新音は刑事から話を聞くと、汐路たちの親は司法解剖されていなかったのです。

そして事故をおこした車には、黒焦げになった人形があったということでした。
ゆらが見つけた手帳には、蔵を調べて行く過程が書いてありましたが、ほとんどのページが無くなっていました。
整は汐路たちの親は、狩集家の本当の血筋の人を捜して見つけたのだろうと言いました。

一体の人形を渡して、もう一体の人形や茶碗を渡そうとして向かっていた時に、事故に遭ってしまったのです。
新音は刑事が汐路の父親のポケットに、USBメモリーのフタが入っていたのを思いだしました。
それを聞いた汐路は、何かを思い出しUSBメモリーが見つけることができました。
無事USBメモリーは見つかったが、その中にあった人物の屋敷で、なんと朝晴が放火しようとしていたのが判明します。

朝晴がどうして分かったのかと尋ねると、汐路は父親が亡くなった日の朝、朝晴がみかんジュースを持ってきたことを思いだしたのだと言いました。
そのジュースは手帳にかかってしまい、手帳からは睡眠薬の成分が発見されていたのです。

狩集家と車坂家や真壁家は協力して掟を守ってきたが、汐路たちの親が調べ始めたので殺してしまった。
汐路たちの親は逃げた少女の子孫を発見していた。
もしかしたら汐路たちが両親から何かを聞いているのか聞き出すために、今回の相続争いを仕掛けたのだと整は話しました。
まとめ
ただの相続争いなのかと思っていたらとんでもない話だったわ。
闇があるといった汐路の想像を超える闇だったように思うの。
お金ではない血筋を絶とうとするなんてそこまでする必要があるのかしら。
そういう世界もあるのね・・・。
整は最初から相続争いだとは思っていなかったみたいね。
そして我路は汐路の味方だということはわかったわ。
まだまだ登場人物の謎が多いままね。
次回はどんな事件に巻き込まれるのか楽しみです。
漫画「ミステリと言う勿れ」を楽しみたい方は、最新コミックも600円分無料で読める<U-NEXT>がおすすめです。