こんにちは。推理ものが大好きなハルミナです。
漫画でミステリーと言えば探偵が主人公なものが多いですよね。
しかし本作はただの大学生が主人公です。
その設定が面白いなぁと思いました。
しかもあの菅田将暉さんが主人公を演じ月曜日の9時フジテレビでドラマ化が予定されてます。
ドラマが始まる前に漫画もチェックしておくのがおすすめです。
では、早速紹介していきましょう。
医者の待合室で読んだけど、
— けーすけ@南関東 (@Keisuke05283) August 27, 2021
「ミステリと言う勿れ」田村由美
1巻からこのマンガ、凄い面白かった!! pic.twitter.com/NoX3Q11jqJ
「ミステリと言う勿れ」1巻あらすじ
- 冬のある、カレー日和。
- アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると警察官がやってきて・・・!?
- 突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。
- しかもその被害者は、整の同級生。
- 次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・???
ミステリと言う勿れ の1巻読んでみたー
— ゆーてぃん🌹 (@gb_rin) August 27, 2021
おもしろっ!ドラマ楽しみやん
カレー、私のレシピと似ている🤔笑
主な登場人物
久能 整(くのう ととのう)
大学生。
探偵役。
ボリューミーな天然パーマの髪と仏頂面が特徴的な青年。
友達も彼女もおらず、土日にカレーを作るのが趣味。
乙部 克憲(おとべ かつのり)
巡査。
既婚者。
子煩悩であるが最近娘の反抗期に悩んでいる。
風呂光 聖子(ふろみつ せいこ)
巡査。
自分の存在意義に悩んでいたが、久能からアドバイスを受け、積極的に捜査に参画していく。
池本 優人(いけもと ゆうと)
巡査。既婚者。
寒河江の事件後に子供が生まれた。
青砥 成昭(あおと なりあき)
巡査部長。
かつて冤罪事件を起こしたことがある。
薮 鑑造(やぶ かんぞう)
警部補。
妻と子供を轢き逃げで亡くしているが、張り込み中だったため死に目に会えなかった。
寒河江(さがえ)
事件の被害者。
整とは高校・大学の同級生。
お金持ちの家の子。
ミステリと言う勿れ、気になってて1巻だけ買ってみたけどおもろ~~~~~~~~🤦🤦
— さくらこ (@cherish__co) August 28, 2021
自分が楽しめるジャンルの幅が広まってるのを感じるのは嬉しいな、、😊😊
「ミステリと言う勿れ」1巻ネタバレと感想
整はベランダで冬の空を見上げ、今日はカレーにしようと決めます。
具材を煮込んでいると、ドアがノックされ大家と刑事が立っていました。
大柄の刑事は薮(やぶ)と名乗り整の名前を確認すると、昨日のアリバイを尋ねます。
整は家でカレーを作ってたと証言。
近所の公園で遺体が見つかったらしく、被害者は寒河江(さがえ)という整と同じ大学に通う学生でした。
動じない整に藪はそのまま任意同行を求め、署に連れていかれてしまいました。
寒河江とは全く親しくないですが、整はしぶしぶ応じることにします。
取調室に通され、青砥(あおと)巡査に被害者の人物像を聞かれた整は、金持ちのボンボンという印象で、あまり近寄りたくはなかったと答えます。
整はなぜ自分が犯人だと疑われているのかと尋ねると、青砥は、犯行時刻に整と寒河江が言い争っているのを目撃証言があったと答えました。
整は否定し、公園は暗いのによく自分だと判断できたなと呟きます。
整は目撃者が嘘つく理由があるのかもしれない、何もしていない自分を冤罪に落とし込むほど警察はバカじゃないですよね?と言い、その日は帰されましたが明日も来るように言われるのです。
翌日、頭の禿げた乙部と、若くてチャラく見える池本が取調室に現れ、風呂光(ふろみつ)と名乗る女性も現れました。
しかし、風呂光は用事がすんだらすぐに出ていくように言われます。
その様子を見ていた整は「男社会において女性が一人いるということはそれだけで存在意義になる。」と語り風呂光に勇気を与えました。
驚く風呂光は、採取した指紋を提出するため退室。
整は時間を見て授業に遅れるから帰してほしいと言いますが帰してもらえず、また明日も来るようにと言われてしまうのでした。
次の日、整の指紋がついた果物ナイフが発見されたと伝えられました。
被害者の血液、傷口の形状とも一致した凶器です。
捨てられていたのは離れた場所にあるマンションのごみ捨て場でした。
凶器が入っていたビニール袋からも整の指紋が付いていたと言われます。
整は「僕はバカですか」と質問しました。
指紋付きのナイフを使って、素手で被害者を刺して、指紋も拭き取らず近所に捨てる、
そこまで自分は愚かなのかと。
薮は、そういう時は普通じゃない行動をしてしまうのだと声を荒げます。
正直に犯行を認める様に怒鳴られます。
すると整は、薮が奥さんと息子の死に目に会えなかった話を持ちだします。
池本が喋ってしまっていたのです。
薮は一昨年の夏に、家族がひき逃げに遭ったことを認め、まだ犯人が捕まっていないことを話します。
すると乙部が入って来て、整の部屋の家宅捜索の令状が下りた旨を告げました。
署に連れてこられてから初めて動揺する整を見て、薮は笑いました。
家宅捜索から戻った整はノートパソコンから、寒河江が作成した借用書が出てきたというのです。
整は寒河江から金を借りるつもりで、モメたのではないかと言われます。
整は、改めて寒河江の人物像について聞かれすらすらと答えますが、急に黙りこみ、腕を組んでじっと考え込みます。
聴取は翌日に持ち越すことになりました。
その日整は家宅捜索に同行した風呂光にドアにピッキングやこじ開けた形跡がないかどうか調べて欲しいと言います。
風呂光は担当者に確認を取り、形跡がなかったことを告げると、整はもう1つ調べて欲しいと言います。
1年くらい前に、家の鍵を落としたことがあり、拾った人が合い鍵を作った可能性もあるのはないかというのです。
風呂光が交番に確認を取り、鍵を拾った人物に驚きます。
そして整は風呂光にもうひとつお願いをしました。
今日は薮が取り調べの担当です。
整は寒河江が高3の時に自動車免許を取った話をします。
「父親に高級車を買って貰ったと自慢をしていたにも関わらず、夏休み明けに車を取り上げられてしまったとぼやいていた。」言うのです。
寒河江はその時事故を起こして、それを父親がもみ消したのではないか。
そして、轢かれたのは薮の奥さんと息子だったのではないか。と話します。
風呂光が調べてくれた、以前交番に鍵を届けた人物は薮だったのです。
その合い鍵で整の部屋に侵入し、果物ナイフを盗み、それで寒河江を殺しただと整は考えます。
冷静なトーンで整は薮を追い込みます。
「ご家族の復讐のために」
「寒河江は認めましたか。ひき逃げを」
観念した薮はため息をつき、「認めなかった。」と言います。
認めなかっただけではなく、身内には有力者がたくさんいるから、どうにでもなるのだと。
金が欲しいならやるから消えろと言われたのだと話します。
薮は、犯行を後悔はしていないし、妻も息子も喜んでくれているはずだと話します。
「犯人役をこいつにしたのが間違いだった」と薮が言うと、整は口を開き尋ねます。
「復讐は楽しかったですか?」
薮はぴたりと足を止めます。
薮は、刑事の仕事に命をかけて、家庭を一切顧みないタイプでした。
「家族のために時間をつくろうとはして来なかったのに復讐のためなら時間を作れたんですか?」とさらに整は続けます。
薮は「お前なんかに何が分かるのだ。」と整の胸ぐらをつかみます。
整は、「確かに自分は子供を持ったことはないが、子供だったことはある、だから子供の立場でものを言ってる。」と話します。
薮は言葉を失い、泣き崩れます。
整は、「奥さんと息子の仏壇に2人の好きな物を飾るなど、そういうお返しに時間を割いたことはあるのか。」と尋ねます。
まずそれをしたらいいのではないか。
きっとまだ家の中にある物から、2人の好きな物を知ることができるからと。
薮が連行され、青砥は整に「一体何者なんだ」と聞きますが、整は「ただの学生です。」と言うだけでした。
そして整は「二度と来るな」と青砥に怒鳴られ、無事に解放されました。
警察から釈放さられた整は、またカレーを作っています。
するとそこに池本が子どもが産まれたと言って、またアドバイスを求めて訪れてきました。
整は、池本の好きなように子育てをすればいいとアドバイスしました。
整は印象派展を観に行くため、バスに乗り込んだが眠ってしまいます。
目を覚ますと、なんと整の乗ったバスはバスジャックされていたのです。
犯人は、乗客のスマホなどを取り上げました。
警察にもバスジャックの通報が入ったが、バスはどの路線も問題なく運行されていることになっています。
そのことを聞いた青砥は、ある事件のことが気になりました。
乗客の一人がトイレに行きたいと言い出します。
最初にトイレに行くことになった整は、バスを降りるとバスは観光バスに変えられていたのです。
電話はかけられないので、前にもらった池本の連絡先が書かれたメモに、バスジャックのことを書いてトイレに残しましたが…
犯人は、人殺しをしたことがあるかと乗客たちに訊ね始めます。
もちろんそんな人はおらず、整は逆に犯人に人を殺したいなら戦場に行けばいいと話しました。
そんな整の言葉を聞き腹を立てた犯人は、整に襲いかかってきました。
助けに入った正雄は犯人の男を倒したが、実は正雄は犯人の男の兄だったのです。
今度は正雄が乗客たちに殺されたくない殺し方を訊ねるはじめます。
乗客たちがイヤな殺し方を話していると、バスは山の中に来ていました。
整は正雄に本当の名前を訊ねると、正雄はガロという名前で、弟はオトヤいう名前だと教えてくれました。
そしてバスはガロたちの屋敷へと到着したのです・・・
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ハルミナは一つ目の事件からぐいぐい引き込まれていきました。
まさかの刑事が犯人だったなんて。
証拠なんていくらでも捏造できてしまうから恐ろしいですよね。
冷静で的確な物言いで回りを味方につけていく整がとても魅力的でしたね。
本当にただの学生なのかしら?
整自身にも隠された過去がありそうな気がします。
と、ハルミナも推理してみました。
新たな事件も整を助けた男が犯人の兄?という複雑な展開を呈してますよね。
次回作も楽しみです。
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