こんにちは。日常生活を離れて冒険に出てみたいハルミナです。
「葬送のフリーレン」を紹介していきたいと思います。
魔王を倒した勇者一行の後日譚のファンタジーです。
魔王を倒した勇者一行の“その後”。
残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは・・・。
物語は“冒険の終わり”から始まる。
英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー作品です。
出は早速紹介していきましょう。
Contents
「葬送のフリーレン」1巻あらすじ
- 冒険の終わりから物語は始まります。
- 50年に1度見られるエーラ流星を見ながら魔法使いフリーレンは勇者ヒンメルに50年後も一緒に見ようと約束します。
- そして10年の冒険を終え、それぞれの道を歩んでいきます。
- 魔法の収集を続けながら旅をするフリーレンは、ある日“暗黒竜の角”をヒンメルに預けっぱなしだったことを思い出します。
- 50年後エーラ流星を見るためにフリーレンはヒンメル・アイゼン・ハンターと再会します。
- 再開後間もなくしてヒンメルは寿命のために息を引き取ります。
- フリーレンは20年後僧侶のハンターを尋ねます。
- ハンターは弟子のフェルンをフリーレンに託し、息を引き取りました。
主な登場人物
フリーレン
本作主人公の少女。
魔法使いとして勇者ヒンメルと共に魔王討伐の旅に出ていた人物。
華奢でかわいい女の子の見た目でも1000年以上生きているエルフ族のひとり。
そのため人間とは時間感覚がずれていて年単位かかる作業も難なくこなす。
フェルン
僧侶ハイターに拾われて、大事に育てられた人間の少女。
元・戦災孤児で、自殺する寸前だった。
ハイターを訪ねてきたフリーレンから魔法のヒントを教えてもらいながら、一人前の魔法使いとして成長。
シュタルク
戦士アイゼンの弟子の青年。
種族は人間であるため、フェルンと同じ時間感覚を持つ。
臆病でビビりな性格だが、竜を一撃で倒したり、武器の斧で崖に亀裂を作るなど戦士の素質は十分にある実力者。
ザイン
好きなものは、酒・タバコ・ギャンブル・年上のお姉さん。
フリーレン曰く、「ハイター以上」。
底なし沼にはまり、フリーレンに助けられる残念な大人。
ヒンメル
勇者の青年で人間。
ナルシストだが人格者でもあり、困っている人は必ず見捨てない。
人間の短い寿命には抗えず、たった10年間の旅が終わった。
50年後に老衰で亡くなってしまう。
ハイター
僧侶の男性でヒンメルの幼馴染。
魔王討伐後は聖都の司教として人々から尊敬される存在に。
僧侶なのに酒が大好きで、メンバーからも酒好きと認識されている。
アイゼン
ドワーフ族の戦士の男性。
無愛想で口数が少ない、いかにも「前衛職:戦士」な人物。
魔王を討伐した後は弟子としてシュタルクを育てていたり、ハイターと文通をしていたりと年齢を重ねることでだいぶ丸くなった。
「葬送のフリーレン」1巻ネタバレと感想
「冒険の終わり」から物語は始まります。
勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイター、そして魔法使いフリーレンの勇者一行は、魔王を倒し、王都に凱旋しました。
世の中は平和になり、その功績を讃えて広場には勇者一行の彫像が作られることになりました。さまざまなことがありましたが、楽しい冒険の日々でした。
思い出話をしながら、50年に一度の流星群・エーラ流星を眺める勇者一行。
魔法使いフリーレンは、「綺麗に見える場所を知っているから、50年後に案内する」と言いますが、勇者ヒンメルは少し寂しげに笑います。
10年に渡る冒険の旅は終わり、勇者パーティは解散、皆それぞれの人生を歩むことになったのでした。
皆と別れ、魔法の収集を続けながら旅をするフリーレンは、ある日“暗黒竜の角”をヒンメルに預けっぱなしだったことを思い出します。
ヒンメルたちと別れてから50年、流星群の季節となり、ちょうどいいと思ったフリーレンはヒンメルを尋ねますが、50年ぶりに再会したヒンメルは年をとり、かつての面影はありませんでした。
エーラ流星を見るため、ヒンメル・ハイター・アイゼンと50年ぶりに再会したフリーレン。
フリーレンは50年前と変わりませんが、皆それぞれ老いていました。
皆で流星群を見ながら、美しい思い出のなかにはいつも仲間たちがいた、と語るヒンメル。
再会からほどなくして、ヒンメルは寿命のため息をひきとりました。
ヒンメルの葬儀で表情ひとつ変えないフリーレンを見て、人々は薄情な子だとヒソヒソ話します。
フリーレンの脳裏には、ヒンメルと冒険をした楽しい日々が鮮やかに蘇ります。
たった10年一緒に旅をしただけで、ヒンメルのことをなにも知らなかったフリーレン。
人間の寿命は短いとわかっていたのに、なぜもっと知ろうとしなかったのか?
フリーレンは、後悔の涙を流すのでした。
ヒンメルの死がきっかけとなり、フリーレンの旅の目的に“人間をもっと知ること”が加わりました。
更に時は流れ、ヒンメルの死から20年後。
フリーレンは中央諸国・聖都シュトラール郊外にあるハイターの家を訪ねました。僧侶でありながら、大酒飲みの生臭坊主・ハイターですが、最近では体調を崩し、酒はやめた様子です。
死なれる前に借りを返しにきた、というフリーレンに、ハイターは弟子をとる気はないか、と言います。
ハイターは戦災孤児であるフェルンという子どもを引き取り、魔法の手ほどきをしていたのです。
足手まといになるから弟子は取らない、というフリーレンですが、片手間でいいのでフェルンに魔法を教えてやったほしいとハイターに頼まれ、それくらいなら、と引き受けます。
魔法を使うフェルンの様子を見たフリーレンは、卓越した技術と、驚くほどの研鑽を積んだ様子を感じます。
そうして月日が流れ、フェルンは常人なら10年かかる魔法の技術を4年で習得しました。
自分を救ってくれたハイターに恩義を感じるフェルンは、一人前の魔法使いになることで恩を返そうと必死で修行に打ち込んだのです。
もう自分は長くない、と感じたハイターは、フリーレンにフェルンを連れて家を発つように言います。
フェルンはもう一人前の魔法使いで、フリーレンの足手まといにはなりません。
これ以上フェルンに大切な人を失う経験をさせたくない、と言うハイターに、しっかりと別れを告げて、なるべく沢山の思い出をつくってやるべきだ、と言うフリーレン。
その両目からは静かに涙が流れていました。
ハイターは進んで人助けをするような人間ではなかったのに、なぜフェルンを救ったのか?と尋ねるフリーレンに、「ヒンメルならそうしたからだ」とハイターは答えました。
残された時間をフェルンと穏やかに過ごし、ハイターは召されました。
そして、ハイターの墓前で別れを告げ、フリーレンはフェルンと共に旅立つのでした―。
まとめ
冒険が終わってからの物語の始まり。
今までの冒険漫画とはすこし異質なものを感じるけれど、たしかに冒険が終わった後の勇者たちのその後って気になります。
そこに焦点をあてたのは素晴らしいと感じました。
人間に関心のなかったフリーレンが、仲間たちの死を見送ったことで気づく、人間の寿命が短いことの時間の尊さ。
亡くなっていった仲間たちの意志を継いで、フェルンという弟子と共にフリーレンの新たな冒険を始まります。
寿命が尽き、最期を迎える時、彼女は何を感じるのでしょうか。
今後の展開が楽しみですね。
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