皆さんは、自分自身の生死について考えてみたことはありますか?
身近な人に不幸があった時には、誰もが一度は考えた事があるかもしれません。
ですが、なぜか遠く感じてしまう事ですよね。
実際、葬儀に携わる友人の話では、「そう言う時こそ、人の本質が見える」のだそうです。
その人の人生の姿が見えてくることもあるそうです。
高齢化社会の現代、またこのコロナという渦中のせいか、ニュースでは不幸ごとが後を立ちません。
日常的に聞く話なのに、何故か自分には関係ないと思ってしまいがちな生死のお話。
今回は、人の最期に携わっている仕事…決して他人事ではないリアルな漫画を紹介したいと思います!
この漫画をおすすめしたい方
- 人の生死について考えた事がある方
- 逆に、今まで生死を身近に感じていなかった方
おすすめできなき方
- ヒューマンドラマの様な漫画は好きではない方
- 人の死に関する話が無理な方
命のあしあと〜遺品整理業社ヒューマンズ〜
あらすじ
・派遣OLの森内は、数年前に死んでしまった母親の遠い親戚の死を警察から聞き、後処理に向かった。
・いつもビンボークジをひいてしまう自分に、「なぜ私が」という思いを抱きながら…。
・後処理を委託した業者・ヒューマンズから来たのはは、意外と若い、これといって特徴のない男性。
・顔も知らない親戚のために死の処理をしなければいけない矛盾に腹が立ち、その男性にも文句を言うが、彼が淡々と仕事をこなすのを見て、逆に興味がわき…。
ハルミナの感想
ここ最近、孤独死という言葉を目にする機会が増えた様な気がしませんか?
高齢化社会と言われる様になって、ますますこの漫画の様に孤独死というものが身近になった様な気がします。
病院で亡くなるのが普通だと思っていたので、結構衝撃的な漫画でした。
みんなそれぞれに生活や思いがあるんだなあということを改めて感じさせられます。
1話ずつ完結の色々なパターンのストーリーが入っているので、1つ1つの話に出てくる人の背景を想像してしまいました。
実際、ここ数年の間に初めて「遺品整理」という仕事を知りました。
最近、本当に広告などを見かけませんか?
しばらく前、『おくりびと』という映画を見た時も、私にとっては初めて知ったお仕事だってのですが、人が亡くなった時って本当にたくさんの人にお世話になってるんだと改めて感じました。
漫画の中でヒューマンズの社長が「誰にも迷惑をかけない死なんてない」と主人公に言うのですが、深く考えると重い言葉だなあと思います。
また、「亡くなったら終わり」ではなく、そこに残された沢山の人の姿があるんだなと実感しました。
私も子供がいるので、「私がいなくなったら…」とすごく考えさせられました。
他の読者の感想
シリアスな内容の作品だけに、読んだ人の心に響きやすいと思います。考えさせられる漫画なので、重いと感じる人も多い様です。
まとめ
命の足あと〜遺品整理業社ヒューマンズ〜を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
この漫画の魅力をまとめると
- 普段関わることのない職業に向き合える
- 自分自身や周りの人の生死について考えさせられる
- 妄想ではないリアルな世界に何故か引き込まれる
あまり深く考えることの少ない生死の物語。
誰もがいつかは訪れるものだからこそ、いろいろな考えがあると思います。
そして、その裏で現実に携わっている人達がこんなにもいる事を実感させられる作品でした。
あなたはどんな人生の最期を迎えたいと思いましたか?
\ 無 料 で 試 し 読 み し た い 方 は コ チ ラ /