こんにちは。ハルミナです。
アニメ「不滅のあなたへ」が終わってしまい寂しいなと思っていましたが、2022年秋に第2部の放送が決定しましたね!
第1部でかなり人間らしくなったフシの活躍をまたアニメでも見られるかと思うと、今から楽しみです。
さて、マンガの話に戻りましょう。
5巻の終わりでは、ハヤセに捕まってしまったフシと、フシを助けに行くトナリ達が描かれていました。
その後の展開がどうなっていくのか、気になりますね。
「不滅のあなたへ」6巻のあらすじ
- 捕らわれたフシを助けに向かったトナリ達。しかし、逆に危機的な状況に・・・。
- フシは自分が島に残ることで、ピオランやトナリ達を島から脱出させようと考え、自ら島に残ることを選ぶ。
- 一度はみんなと一緒に船に乗り、島を出たトナリだったが、自分の未来にフシがいてほしいと願い、一人で島へと戻る。
- フシとトナリが合流し、島を脱出しようとしていた時、町にノッカーが出現!?
- なんと、今回のノッカーは死体をゾンビ化させ次々と襲い掛かって来るタイプだった。
- きりのない戦いのようにも思われたが、別で戻ってきていたトナリの仲間も加わり、一同は勢いを取り戻す。
- ところが、戦いの中、仲間がゾンビとなってしまう・・・。
- 悲しみを乗り越えて、トナリ達は島をよくするために島に残り、フシは大切な人との再会を胸に島を出る。
- フシは、「自分は誰も幸せにできない」と思っていたため、ピオランに会うのを何度もためらうも、ピオランがフシに会った時の喜び様を見て、フシはピオランと共に旅をすることを決意。
- ところが、ピオランは日に日に老衰していくのだった。
- ピオランの死後、悲しみに暮れるフシだったが、ピオランの遺言を見つけ、涙する。
- その後、何十年と月日が経ち、歳を取ったフシの姿が・・・!?
登場人物
- フシ
観察者と呼ばれる者により、地上へ投げ込まれた「球」。「世界を保存する」ために地上へ送り込まれた。
- ピオラン
フシと旅をしているお婆さん。今は牢獄に捕まってしまっている。
- トナリ
ジャナンダ島に住む少女。
- ハヤセ
以前、ヤノメ国の役人として会ったことがある。フシに対してやたらと執着心を持っている。
- 観察者
フシをこの世の中に送り込んだ人。いつも黒いマントをかぶっている。時々、フシにアドバイスをする。
- ノッカー
フシの敵。触手を持ち、フシの「器」を奪うために作られた存在。
「不滅のあなたへ」5巻の感想とネタバレ
フシを助けに向かうトナリ達。
一方で薬で眠っているフシを自分の物にしようと企むハヤセ。
しかし、トナリ達の声を聞きつけ、ハヤセは急いでフシを別の部屋に移す。
ハヤセの強さの前にトナリ達がピンチの状況になる。
その時、別の部屋に移されたはずのフシが現れてトナリ達を助ける。
なんと、さっき運ばれて行く直前に、フシは自分の体を分裂させ、モグラとなった体の方に意志を移したというのだ。
フシは自分がハヤセの元に残ることを交換条件にトナリ達を島の外へ出られるようにする。

島長であるトナリはピオランと隣の仲間達、それから7歳以下の子供たちを島の外へ連れて行くことにする。
一度は船で島を出たトナリだったが、フシのことが心配だったので、一人島に戻ることにする。
地下に捕らわれていたフシを助けようと思っていたトナリだったが、既に様々な器を手に入れているフシは既に脱出しており、トナリを驚かせる。
トナリとフシが島を脱出しようとしている時に、町にノッカーが現れる。
今度のノッカーは死体をゾンビ化させて、次々と襲ってくる。
そこへ船に乗って島を出たはずのトナリ達の仲間が援軍として現れる。
次々とノッカーを倒していくフシたちだったが、仲間のウーパ、ミア、ウーロイがノッカーに取りつかれてゾンビ化してしまう。

グーグーの姿になって、ゾンビを焼き尽くすフシ。
そこへ観察者が現れて、残るノッカーは3体だと告げる。
残る3体というのは、ゾンビ化されてしまった仲間だったため、ためらうフシ。
そこへハヤセが現れて、自分がその汚れた役を引き受けると言い出す。
しかし、フシは自分で決着をつける。
ノッカーを倒してホッとしたのもつかの間、こんどはハヤセが気を失っているトナリを人質にフシに言い寄る。
気が付いたトナリは自らハヤセと共に火の海へ飛び込もうとするが、間一髪のところでフシが2人を助ける。
結局、トナリと生き残った仲間はこの島をきれいにするために、島に残ることを決意する。
フシはハヤセと共にボートで島を出るが、途中で気が付いたハヤセの曲がった愛情を受け入れられず、別々のボートに移る。

港に着いたフシは、ピオランの姿を見つけるが、自分といると不幸になると思っているので、なかなかピオランの前に姿を現すことができない。
離れては様子を見に行き、ということを繰り返した後、やっとピオランと再会を果たす。
再びピオランと旅を続けるフシだったが、ピオランが老衰し、認知症を患うようになる。
人間の年を取るということを肌で感じながら、一生懸命ピオランのお世話をするフシ。
ある日、はっきり意識を取り戻したピオランが観察者に向かって、自分を連れて行くように言う。
そして、今度はもっとフシの役に立つものに生まれ変わりたいと言いながら息を引き取る。
悲しみに暮れるフシだったが、ピオランの残した遺書を見つけて涙する。
観察者が「この後しばらくフシについて語ることはない」というコメントと共に、歳を重ねたであろうフシの姿がラストシーンで描かれている。


まとめ
始まりは、たった一つの球だった存在だったフシ。
そのフシが、オオカミ、少年、オニグマ、マーチ、グーグーと、その器を手に入れながら、人間の持つ感情なども一緒に獲得してきました。
フシが成長してきたこれまでの道一つ一つが、「命に限りあるもの」と「不老不死のもの」との間に生まれる、とても深いエピソードと共に、常に私たち読者にも色々な問いかけがあったように感じます。
この6巻では、人間の死を今度は老衰という形で学んだフシ。
これまでに、フシが様々な出会いと別れを経験しながら、色々な人の思いと共に生死について学んできたわけですが、6巻の終わりでアニメの第1シリーズも終了です。
ここまでで話は一段落したのかなという気もしますが、マンガはまだまだ続いています!!
次はどんな物語が待っているのでしょうか。
アニメの放送を待つと、あと1年は待たなければいけないので、続きが気になる方は、是非マンガで内容を先取りしてみてください!
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