こんにちは。秋の気配がうれしいハルミナです。
2021年秋TBSテレビで火曜日に放送されるドラマが開始します。
「婚姻届けに判を捺しただけですが」通称(ハンオシ)です。
主人公の明葉を清野菜名さん、相手役の柊を坂口健太郎さんが演じます。
ぜひぜひドラマが始まる前に原作もチェックしてみてください。
ハルミナおすすめの作品です。
早速紹介していきましょう。
有生青春さんの婚姻届に判を捺しただけですが1巻を読む。
— めがねぺん (@megane_pen) December 29, 2018
借金のかたに契約結婚する明葉。少しづつ柊に惹かれていき…
うーん。
面白かったけど設定がほぼほぼ逃げ恥なのがどうも。今後どうなるか。 pic.twitter.com/HMqm3if3If
「婚姻届に判を捺しただけですが」1巻あらすじ
- 独身を謳歌していた大加戸明葉はファミレスでプロポーズの現場に遭遇します。
- しかし結果は無残なものでしたが、男は平然としていました。
- 後日、飲み会でプロポーズ男、百瀬柊に遭遇し、あろうことか今度は明葉にプロポーズ。
- もちろん断った明葉でしたが、やむを得ない事情ができ、条件付きでプロポーズを受けることに。
- 結婚生活は歩み寄る姿勢が大事だと学び始めた明葉。
- 柊のやさしさにも触れほっこりした明葉でしたが・・・
『婚姻届に判を捺しただけですが』1巻(有生青春)読了。結婚願望ゼロだが、ある事情から編集者の百瀬と偽装結婚をした明葉(27)。
— さゆ@読書と猫 (@sayulog) September 1, 2018
偽装夫婦だが、彼らの新婚生活の悩みは私たちと同じ。
でも少しずつ【歩み寄る】姿勢を持っていたことがとても良かった。
結婚生活は、ほんま妥協と思いやりよなあ。笑 pic.twitter.com/WvYd9fiXP4
主な登場人物
百瀬明葉(ももせ あきは)
デザイナー。旧姓は大加戸。
百瀬柊(ももせ しゅう)
文芸編集者。
百瀬旭(ももせ あさひ)
柊の兄。
実家の弁当屋を継いでいる。陽気な性格。
百瀬美晴(ももせ みはる)
旭の妻。
柊が思いを寄せる相手で、柊の同級生だった。
牧原唯斗(まきはら ゆいと)
動物病院の獣医。
明葉・柊が偽装結婚であることを知っていた上で明葉に想いを寄せている。
大加戸初恵(おおかど はつえ)
明葉の祖母。
海外で暮らす明葉の両親の代わりに明葉を育てた。
有生青春『婚姻届に判を捺しただけですが』1巻 https://t.co/l1Dgn3PwxR
— ねずみのティム@目指せ付加価値税25% (@Tim_SOURIS) June 15, 2018
書店で表紙買い、というか帯買いしちゃいました。ちょうど「割切った夫婦関係」シチュでなんか読みたいと思ってたので(笑)。
半分ぐらいは「百瀬クンの気持ちわかるわー」とか思ってしまうのはダメなんすかね?
次も買います。
「婚姻届に判を捺しただけですが」1巻ネタバレと感想
大加戸明葉は「森田デザイン」で働く中堅デザイナー。
夢だったデザイナーの職について仕事が楽しく、同僚との関係も良好で、いつか独立して広告で賞を取ることを目標に日々を過ごしていました。
恋愛経験はそれなりにあったのですが、これまで付き合ってきたのがダメ男ばかり。
結婚を意識した相手はおらず、現在はフリー。
学生時代からの飲み友達はいて、「生涯独身上等、おひとり様最高!」と毎日をそれなりに楽しんでいました。
真昼間のファミレス。
明葉は「結婚してください。」とプロポーズ現場に遭遇していました。
その続きが気になる明葉でしたが、事務所に戻る時間が迫っていて席を立ちます。
すると、相手の女性が怒って男に水をかけて出ていきました。
驚いた明葉は男の様子をみると男はまったくの無表情。
しかもお会計に立つと平然とクーポンを持ち出し支払っていました。
後日、取引先の出版社と飲み会があり席につくと、なんとあの時のプロポーズ男がいたのです。
彼の名前は百瀬柊。
柊はいたって編然としていて明葉に「結婚しているか」と尋ねてきます。
「していないし、結婚願望もないけど、祖母が結婚してほしいみたい。」と答えるとその場でプロポーズをする柊。
あまりの出来事に明葉は思わずビールを吹き出してしまいます。
さすがに明葉は怒りましたが・・・。
明葉はずっと気になっていた「なぜそんなに結婚したいのか?」と柊に尋ねます。
そして柊の口から出た言葉は「好きな人がいるからです。」だったのです。
しかも相手はまさかの既婚者!
ただ、一方的な片想いで、片想いを一生続けたいからこその偽装結婚なのだということでした。
だからと言って結婚しようと思えるわけもありません。
明葉が祖母の大加戸初恵のお見舞いへ行くと祖母の弟である守が来ていました。
守はお金が必要だからと初恵の小料理屋を売りに出したいと話していたのです。
初恵の店ではあったのですが、守は共同名義になっていて断ることができません。
それが無理なら現金500万円をすぐに渡すように言われてしまいます。
大好きな初恵のために明葉はなんとかすると言ったものの、貯金は200万円しかありません。
迷いに迷ってこの全財産を渡すことに決めますが、それでも300万円たりません。
思い切った明葉は社長にボーナスの前借をお願いしたのですが・・・。
そんな話をたまたま仕事で事務所に来ていた柊に聞かれてしまいます。
給料日まで食べるものすら危うい状態になった明葉に救いの手を差し伸べてくれた柊。
ついでに結婚話抜きで300万円を貸してくれると言いますが、何の条件もなくお金を借りることはできないと断ってしまいます。
しかし、断ってすぐに守から今週中に300万円支払うように言われ、困った明葉は柊に「300万…婚姻届を担保に貸してください!」と言ってしまうのです。
「これは援助じゃなくてあくまでも公平な貸し借りです。正直百瀬さんの結婚動機に共感できないけど、隠れみのが必要なら300万返すまで私の人生貸してあげます!!」
こうして明葉の提案を受けた柊。
さっそく結婚した2人は一軒家にお引越ししました。
お金を返せば離婚するという条件で始まった結婚生活。
柊は几帳面なようできっちり整ったお部屋。
そして、ペットには猫ちゃんも!
柊から共同生活の細かいルールを聞きながら、うまくやれるか不安になる明葉。
お互いに気を遣いつつ生活していますが、柊の目覚ましの音がとにかくうるさいのです。
お互いの生活に干渉しないというルールを思い出してなんとか我慢。
しかし、柊はルールで決めたことではあったけど、明葉の細かなことをすぐに注意してきます。
そして我慢の日々は続き…。
ある日、明葉が柊のおしゃれなお皿をほんの出来心で借り、割ってしまいました。
明葉は素直に謝り弁償すると申し出ますが、「そういうことではなく、これは信用問題だ」と言う柊に堪忍袋の緒が切れてしまいます。
「毎朝毎朝、何十分も鳴り続けるこの目覚ましの方が、何百倍も迷惑なんですけどーーー!?」
この目覚ましを使わないと約束するまで家を出て行くと言い残し、その日から会社で寝泊まりすることにしました。
結婚しているマミコはそんな明葉に、気持ちをぶつけ合って夫婦喧嘩できる事の素晴らしさについて語ります。
明葉は反省し、偽夫婦なりに頑張ってみようかと思っていると、なんと柊が会社まで迎えに来たのです。
柊は今この目覚まし以外では起きられなかったと言い、しかし小さいころから人の声では起きられると言うので今度からは明葉が起こすことで目覚まし問題は解決しました。
「今後できない我慢はせず言ってください。本物の夫婦じゃないからって遠慮はいりません。こんな夫婦だからこそ。お互い主張と妥協を繰り返して俺たちなりのやり方で、この関係を続けていきませんか。」
と手を握ってくる柊。
2人のルールに「できない我慢はしない。」が追加され明葉は家に戻りました。
夫婦生活にも慣れてきたころ、柊の兄の旭と会うことになります。
旭は実家のお弁当屋さんを奥さんと経営していました。
週末に人手が足りないという旭に仕方なく手が空いている明葉が泊まり込みで行くことになります。
明葉の不安は的中し、テキパキと働くしっかり者の旭の妻の美晴とは正反対で足手まといになってしまったのです。
なんとか挽回しようと、頼まれてもいない豆腐の注文をメモを見ながら勝手にしてしまいます。
夜になり柊も実家に帰ってきたのですが、夫婦の寝室は一緒です。
とまどう明葉に柊は「大丈夫ですよ、たとえ同じ部屋で寝ていても布団を離すより効果的な方法があるので。」と問題なく眠ることができました。
しかし次の日の朝・・・
明葉が勝手に注文した豆腐の数が間違っていたことが判明します。
1箱を7箱と読み間違えて注文してしまい豆腐が42丁も届いてしまったのです。
なんとか試作品で豆腐ハンバーグのライスバーガーを作り、明日会社の近くの広場で売ることになりましたが、その数はなんと80食も。
誰も明葉を責めないことが余計に辛く感じ、ふがいなさを感じた明葉はひとりで帰宅。
しかし柊のやさしさや心遣いを感じた明葉は落ち込んでいる場合ではないとチラシを作り、朝からライスバーガーを配ります。
そのおかげでみごと完売。
「自力で責任をまっとうした方が気持ちが晴れるのでは。」と見守ってくれていた柊の優しさに再び触れほっこりした明葉でしたが、
柊の好きな人がわかってしまうのでした・・・。
まとめ
最初はなんて変な男だと思ったけど、意外といい人そうで良かった。
しかしお金のために偽装結婚かぁ。
追い詰められちゃうと仕方ないかな。
明葉の気持ちはまだわかるとして、柊の動機がいまいち腑に落ちませんね。
でも、柊が偽装結婚したいと思うほど好きな人ってほんと誰なんだろう。
明葉がわかるってことは知ってる人ってことよね。
気になる・・・。
次回が楽しみですね。
「婚姻届に判を捺しただけですが」2巻のあらすじ感想記事はこちらです。
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