こんにちは。
「ドラゴン、家を買う。」は面白くて、気軽に読めるので、何回読み直してもキャラの可愛さにクスっとしてしまうし、次にどんな話が待っているのかな?と先を読むのも楽しみなマンガですね。
2巻では、安定のレティとディアリアキャラに加えて、癒しキャラのピーちゃんが増え、一層ほんわかとした雰囲気も出つつ、レティが成長していく姿も垣間見られて、私の癒しの時間にもなっています。
3巻ではどういう展開が待っているのでしょうか。楽しみです!!
「ドラゴン、家を買う。」3巻あらすじ
- レティが勘当されるきっかけとなった卵泥棒の狩人がレティを新種のドラゴンだと勘違いをし、レティを捕まえようと足取りを追う。
- レティとディアリアが道中で遭遇した盗賊に、ディアリアが炎の魔法で撃退する場面を見て、レティの仕業だと勘違いした狩人はその場を退散。
- 盗賊たちが置いていった荷物の中には、なんと一国のお姫様が入っていた!!
- 家出中のお姫様ネルが帰りたくなるまで一緒にレティの家探しをすることに。
- 次に見に行く家を決められないレティの代わりにピーちゃんとネルの選んだ国営の家を見に行くことにするが、この家はネルの住んでいるお城の下にあることが判明する。
- 勇者がレベル上げをするために作られたという地価の迷宮を彷徨ううちに、お城の中に出てしまう。
- 城の中に立てこもり、防衛戦に出るレティ達だが、徐々に迫る王様の兵隊達。
- レティの策で、ネルと父親である王様だけを会わせることに成功し、一件の騒ぎは収まる。
- 魔法の薬で一時的に空を飛べるようにしてもらい、城から逃げるレティとディアリア。
- 空を飛びながら、レティが過去のことを思い、語りだす。それにつられるように、何かを思い出して笑うディアリア。
登場人物
- レティ
赤竜族。ドラゴンなのに臆病で弱小キャラ。あまりにも役に立たないため、親に勘当され、群れを追い出されてしまった。一人では生きていけないと思ったので、安心して住めるマイホームを探して旅をしている。拾った卵からかえったピーちゃんの父親としても頑張っている。
- ディアリア
建築士・不動産屋をしているエルフ。実は魔王でもある。色々なモンスターに安心して住める家を提供している。めちゃくちゃ強くて、冷静だが、スパルタ。突拍子もないことを言ったりする。
- ピーちゃん
レティが雪原で見つけた卵からかえったヒナ。大翼フレースヴェルグのヒナで、レティをパパだと思っている。ご飯が雪で、ヒナの間は保冷が必要。
- ネル
家出中のお姫様。盗賊に捕まっていたところをディアリアとレティに助けられる。色々あって、しばらくレティの家探しに付き合うことになった。
「ドラゴン家を買う」3巻の感想・ネタバレ
ただ静かに暮らしたくて、家探しをしている貧弱ドラゴンのレティ。
それなのに、今やなぜか「炎竜王」という名前をつけられ、世界征服を企む赤竜とうわさが広がる始末。
そこに登場するのは、レティが勘当されるきっかけとなった、卵泥棒の狩人。
レティを新種のドラゴンだと勘違いをし、(ある意味弱すぎて新種かも)レティの足取りを追う。
その中で、狩人はレティが「炎竜王」と呼ばれているいうことを知る。
レティとディアリアが道中で盗賊に遭遇し、ディアリアが炎の魔法で撃退する。
狩人は、レティの仕業だと勘違いし、その場を退散。
盗賊たちが置いていった荷物の中には、なんと一国のお姫様が!!
優しいレティは家に帰してあげようとするが、話を聞くとなんと今は家出中というお姫様のネル。
王様である父親とけんかして家出して来たというネルだが、けんかの理由は「父がネルのカップケーキを食べてしまったから。」
勇者が後を追って来たり、ネルが家に帰りたくないということで、今度はネルの家探しをすることになる。
しかし、お姫様の要求するような家は見つからず、ネルが帰りたくなるまで一緒にレティの家探しをすることに。
道中で、レティは確定申告をすることになり、話がいきなり現実染みた展開へ。
無事に確定申告をしたレティは、ピーちゃんとネルの選択した国営の家を見に行くことに。
この国営の家、ネルの住んでいるお城の下にあることが判明するも、行き先を変えないディアリア。
何と勇者がレベルを上げるために使うという迷路の中を、奥にあるという住居を目指して進むが、色々な罠に引っかかりながら、たどり着いたのは、なんとお城の中だった。
引き返したところで、迷路の中を戻ることなど無理だと判断し、そのまま城に立てこもることに。
娘のネルを思い、怒りに燃える王様を見て、何かに気づくネル。
そして、ディアリアの指導の下、防衛戦を続けるが、徐々に追い込まれていく一行。
最終的にレティの案で、ネルと王様が二人で会える場を設定する。
そこで親子の愛を確認し、一件落着する。
そういう場面を見ながらレティ自身も、自分の父親との関係を思い出して、自分のことが嫌いだから追い出されたのではないのではないかと思うようになる。
王様の計らいで、飲むと一時的に空を飛べる薬を使って、城から脱出する。
初めて自分の力で(?)飛んだレティ。
そのレティに乗りながら、大笑いするディアリア。
どうしてこんな風に笑っているかは4巻で明らかに!?
すごく気になりますね。
まとめ
いかがでしたか。
なんだか旅の中で少しずつ成長しているようなレティ。
つい、応援したくなっちゃいますよね。
「ドラゴン、家を買う。」は、クスっとしちゃう場面が多いのも魅力だけれど、話が1話1話で完結していく所も読みやすさの一つかなと思っています。
ディアリアがあんな風に笑っている理由早く知りたいです。