こんにちは。青春時代が懐かしいハルミナです。
今回から「スキップとローファー」を紹介していきたいと思います。
マンガ大賞2020にノミネートされ見事3位を獲得した人気漫画です。
作者の高松美咲は珠洲市とも縁があり、主人公美津未の故郷「鈴市凧島町」は珠洲市から能登町にかけての地域をモデルにしています。
絵が可愛くていわゆる美男美女ものではないところが親近感がわきます。
時にはクスッと笑えるエピソードも多くてほっこりしたい方にもお勧めです。
では早速紹介していきましょう。
「スキップとローファー」1巻あらすじ
- 石川県に住む岩倉美津未は神童と言われるほど頭がよく、野望を胸に東京の進学校に入学。
- 叔父のナオちゃんの家に居候することになりました。
- 勉強以外はズレている美津未は東京の電車で迷ってしまいます。
- そこにさっそうと現れた同じ制服をきたイケメン聡介に救われます。
- やる気のない聡介は美津未のがむしゃらな姿に笑みをこぼし、すこし学校生活が楽しみに。
- 何とか間に合った新入生代表挨拶。無事に終えたものの・・・
- 周りの冷ややかな目線に不穏な空気を感じる美津未でしたが、またしても聡介に救われます。
スキップとローファーのミカちゃん、1巻読んだ時はこんなに好きなキャラになるとは思わなかったよ
— 920 (@m_t_z_w_1994) June 8, 2021
主な登場人物
- 岩倉 美津未(いわくら みつみ)
石川県のはしっこから上京してきたばかりの高校1年生。
三白眼のおかっぱ少女。小さな町で生まれ神童と呼ばれ育つ。
感覚が周りとズレていることに気付いていない天然インフルエンサー。
「死んだらお骨は日本海にまいてもらう」など人生設計だけは完璧である。
- 志摩 聡介(しま そうすけ)
女子の視線を集めるイケメン好青年。
入学式をサボろうとしていたところで美津未と出会い、一緒に高校まで走ったことをきっかけに、まっすぐな美津未に好感を抱く。
- 久留米 誠(くるめ まこと)
チャラい人間を苦手とする、美津未のクラスメイト。
内向的な性格ゆえ孤立気味になった自分に焦るが、美津未との交流で、固まった性格が少しずつほぐれてゆく。
- 村重 結月(むらしげ ゆづき)
端正な顔立ちとハッキリした性格から、本人の意思とは裏腹に周囲にアツをかけるほどの存在感を示す。
入学早々に美津未と打ち解け、東京で最初の友達になる。
- ナオちゃん
美津未の父の弟。東京での美津未の保護者。
女装しているが小さいことは気にせず、己のスタイルを貫きつつ、都心でのシングルライフを満喫している
- 江頭 ミカ(えがしら みか)
打算的ないかにも雰囲気の美津未のクラスメイト。
美津未がイケメンの志摩と仲良くなったのを見て、志摩に近づくために美津未と表向き親しくする。
- 兼近(かねちか)
演劇部所属の二年生
首席で入学し、入学式でハプニングを起こした美津未に興味を持ち、勧誘に訪れる。
その際、過去に子役として活躍していた志摩に会い、演劇部への加入を強く求める。
ただ、志摩にその気は無く、手ひどく振られてしまう。
- 高嶺 十貴子 (たかみね ときこ)
つばめ西高校に通う2年生の女子。
生徒会の会計を務めている。
分単位のスケジュールをこなすクールビューティーで、成績も優秀。
任された仕事は完璧にこなすが、周囲からの期待に応えようと無理をしている節もある。
中学受験に失敗した過去を持つ。
- 梨々華
聡介の幼馴染。
人気の読者モデルの美人。
聡介と過去になにかがあり、確執をもっている。聡介の母にも疎まれている存在。
昨日読んだ漫画①
— イチやん (@itiyan_manga) January 28, 2019
「スキップとローファー」1巻
→皆さんの評価が高かったので、他の漫画を置いてすぐに読んでみました😊
評判通り、これは面白い✨
順調にいけば何かしらの賞は取れるか、ランクインは出来そうな雰囲気がありますね‼️
次巻も楽しみ😆 pic.twitter.com/jpHu6jqcEA
「スキップとローファー」1巻ネタバレと感想
岩倉美津未(いわくらみつみ)、15歳。
石川県の端っこの中学から、将来を夢見て東京の高校に進学することとなりました。
町を出る電車の車窓から身を乗り出し、ホームで見送る友人に「夏休みには戻るから」と手を振る。そんなお決まりのようなお別れを夢見ていた美津未でしたが、残念ながら近所の駅は10年以上前に廃線。
東京まで送ってもらう車に乗り込み、道路でみんなとの別れする情緒のないお見送りになりました。
幼馴染で親友であるふみちゃんは、餞別として美津未にパンダのヘアピンをプレゼント。
「パンダ好きやろ、シャンシャン見たら写真送ってよ。」
そう笑う彼女に感謝する美津未は、幼馴染が親友だなんて素敵だ、と胸を高鳴らせながら東京へと向かうのでした。
初めて高校に登校する日。
駅まで送ってくれたのは、お父さんの弟であるナオちゃん。
美津未はナオちゃんのおうちに居候しながら、東京で生活するのです。
ナオちゃんは美津未が心配で、「三番目の駅で乗り換えだからね、変な人に声かけられても無視よ無視。」と美津未に何度も言い聞かせます。
そんな心配をよそに美津未は、
「大丈夫、予感がするの。今日はきっと完璧な一日になる……!」と声高々にいいました。
自身満々に電車にのりこむ美津未。
美津未は、ナオちゃんにこそ言わなかったものの、
(東京だけじゃない。私はこの高校生活、一度だって失敗しない。)と自信満々。
何故なら私は明確な人生設計があるから!!大学はもちろんT大の法学部を首席で卒業し、総務省でキャリアを積んで過疎対策に大きく貢献するの。
定年後は地元に戻って市長になり、官僚時代のノウハウを生かし財政を改善してみせる。
この三年間はそんな夢の土俵に立てるだけの学力を身に着けるためにあると息巻いていました。
でも家族は私の夢を理解していないから、学校に楽く通っているか、友達はできたか、とか気にするからそこはうまくやりましょう。
待ってて皆、小さな町に奇跡的に生まれた神童の私が、立派になって帰るから!
……そんなことを考えながらも、ちゃんと美津未は三番目の駅で降りる、と心の中で何度も繰り返します。
しかし、乗っている電車が、たくさんの駅を飛ばして進む、快速急行だったのです。
美津未とは正反対に遅刻確定なのに焦る様子もない見るからにチャラそうな志摩聡介。
友人から頑張って来い、と言われるものの、聡介は今からじゃあ、と全然やる気がなさそうですが、ふと、その駅で偶然、壁に向かって突っ立って沈み込んでいる美津未を発見。
ヤバい人かな?と一瞬思ったものの、相手は同じ制服の女子。聡介は「大丈夫ですか」と声をかけました。
自分をおばけをみるような形相で見つめる美津未に一瞬ひるむ聡介。
そんな聡介の腕をとっさに掴んでしまう美津未でしたが、よく考えてみれば、同世代のしらない人としゃべることすら久しぶり。
うろたえてしまったものの、それでも何とか声を振り絞り、「学校へはどうやって行くのですか。」と尋ねることができました。
俺も遅刻、一緒に行こうよ、とにこやかに応じてくれた聡介。
喜んだもののまだ美津未の不安はぬぐいきれません。
「間に合わなかったらどうしよう、今日は絶対実家から電話がかかってくる、そのままいったら心配する。」とおびえる美津未に、
聡介は「たかが入学式じゃん。」と軽口をたたきます。
美津未はおもわず、「それはあなたにとってはでしょ。」と暴言を発してしまいます。
慌てて謝ろうとする美津未でしたが、ちょうど電車は目的の駅へ。
聡介はまるで気にしていないかの様子で、「歩いたら10分くらいだけど急いでるんでしょ、走る?」と言われ走って向かうことに。
走りながらも美津未はさっきのことを反省します。
みつみはなりふり構わず、履きなれない靴を脱いで駆けだしました。
そんな美津未のがむしゃらな姿を見て……聡介の顔には笑みが浮かびました。
入学式自体には間に合うことはできませんでしたが、新入生代表の挨拶には何とか間に合います。
実は美津未はこの進学校の主席入学だったのです。
そして美津未は、その能力をいかんなく発揮して、しっかりとした完全に暗記した長い演説をキッチリと披露することができました。
演説を終え、緊張の糸がほぐれ、さらに前日は高揚してしまい睡眠不足、そのうえさっきのダッシュの影響が一気に襲い掛かってきて、吐き気が込みあがり、壇上から降りてそのままダッシュでトイレに駆け込もうとするものの、先生はどうしたのかと心配して止めようします。
美津未の担任である花園先生が、「どこへ行くの」と立ち塞がり美津未は担任の先生にむかって盛大に吐いてしまいました。
大失敗になってしまった入学式。
ですが基本ポジティブな美津未はまだ取り返せると信じています。
教室に入ると後ろの席になんだかおしゃれな女子が。
彼女が後ろの席の女子と連絡先を交換しているのを見て、自分もと意を決して声をかけてみたものの、適当に流されてしまうのです。
美津未も雑に扱われた?と気が付くのですがそこにあの時の彼、聡介が現れ「同じクラスだね。」と声をかけてくれました。
そして「俺たち友達になろうよ。」といって、連絡先を交換。
学校一のさわやかイケメンと美津未の仲がいい様子を見て、周りはざわつきます。
そしてあの後ろの席の彼女も連絡先を求めてくる始末。
美津未は、なんださっきはタイミングが悪かっただけなんだ、と素直に納得し、その日の実家からの電話は、「完璧だった」と答えることができました。
しかし家族は美津未は勉強以外はズレてるから、駅で迷ったりしてないか心配していましたが、友達ができたことを報告すると安心してくれます。
いろいろ問題もありそうなみつみの学園生活ですが……きっと大丈夫!と美津未は思うのでした。
ブルージャイアントエクスプローラー2巻
— ゆゆゆ (@ki7F0hxYOaYliNX) March 2, 2021
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スキップとローファー1.2巻
面白すぎて3.4巻を買わなかったことを後悔。#今日買った漫画 pic.twitter.com/FTKwa60piD
まとめ
これぞさわやか青春漫画ですね。毎日の疲れから癒されたくて読む人が多いのではないでしょうか。
これから夢に向かって頑張っていく姿はどの世代の人が読んでも勇気づけられますよね。
キラキラ恋愛漫画ではない感じだけど、男くさい青春物でもない絵のタッチがハルミナ的にはお気に入りです。
王道の学校一のイケメン王子様と偶然知り合い仲良くなるなんて夢しかないですよね。
将来を夢見て上京してきた一人の女の子。
ドキドキしたのは恋の始まり?
きっと美津未は今まで恋なんてしてこなかったんじゃないでしょうか。
初めての感情とどう向き合って夢にどう立ち向かっていくのか。
どんな学生生活が待っているのか楽しみですね。
美津未の悩みを叔父?叔母?のナオちゃんが面白おかしく話してくれそうなのも楽しみです。
「スキップとローファー 2巻」あらすじ感想記事はこちらです。
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